Record China 2019年2月15日(金) 6時10分
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12日、中関村在線は、中国のスマートフォン市場における2018年第4四半期の出荷台数について伝えた。写真はファーウェイの広告。
2019年2月12日、中関村在線は、中国のスマートフォン市場における18年第4四半期の出荷台数について伝えた。
記事は、調査会社IDCが11日発表した18年第4四半期の中国スマートフォン市場の出荷台数のデータを紹介。それによると、アップルの出荷台数は前年同期比19.9%減で4位だったのに対し、1位のファーウェイは同23.3%増となったという。
この結果について記事は、「これは、アップルを買っていた人たちがファーウェイを買うようになったのではないかと思ってしまう」と指摘。その理由について、「周知のとおり、中国のスマホ市場はすでに飽和状態にあるため、現在の販売台数は『現有台数の取り合い』となっている。つまり、市場の大きさは変わっていないため、あるメーカーの出荷台数が増えれば、ほかのメーカーは減るということになる」と分析した。
その上で、「ファーウェイとアップルの増減幅はちょうど約20%なので、アップルを持っていた人がファーウェイに乗り換えたのではないかとの仮設を立てたくなる。しかも、シェア2位のOPPOと3位のvivoは安定した販売台数なので、余計にそう思ってしまう」としている。
アップル苦戦の理由について、記事は「高すぎる定価戦略が、ユーザー離れを招いている」と分析。「ハイエンドモデルのユーザーは、よりコストパフォーマンスの高いファーウェイを選ぶようになっており、国産メーカーということも手伝って、アップルからファーウェイに乗り換えたという人は周りでも少なくない」と論じた。
最後に記事は、「全体的に見ると、IDCは中国のスマホ市場について楽観視できないとしている。18年の年間のスマホ出荷台数は前年比10%減となっており、上位5社の中ではファーウェイとvivoだけが増加したものの、その他のブランドは多少なりとも減少している。しかしこれらのデータは、中国ブランドが急速に台頭していることを示している」と結んだ。(翻訳・編集/山中)
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2019/2/13
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