Record China 2019年10月25日(金) 5時20分
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メイコーは23日、上海龍旗科技との共同出資でベトナム・ハノイ市(写真)合弁会社を設立することが決まったと発表した。電子機器組立事業を行う。写真はベトナムの通貨。
メイコーが中国企業と共同でベトナムに会社設立 /三菱電機が「環境配慮型生産コストシミュレーション技術」開発、中国製造企業念頭 / オートバックスセブンが中国・愛車小屋に追加投資 / ラオックス子会社2社が上海に会社設立 / アモイ航空が関西-青島(山東省)線を就航 / 深セン航空が関西-南昌(江西省)線を就航
●メイコーが上海龍旗科技と共同出資でベトナムに合弁設立
メイコー(本社・神奈川県綾瀬市)は2019年10月23日付で、上海龍旗科技(本社・上海市)との共同出資でベトナム合弁会社を設立することが決まったと発表した。電子機器組立事業を行う。
メイコーグループは2007 年にベトナム・ハノイ市に子会社「Meiko Electronics Vietnam」を設立し、リジッド基板を中心にEMS事業を展開しきた。同事業ではベトナム第一工場の増床を完了しており、受注拡大に向けて営業活動を進めてきた。一方、上海龍旗科技はASEAN地域で電子機器組立事業の協業先の選定を進めていた。双方は合弁会社「Meiko Longcheer Electronics Vietnam」(予定)を設立することにした。
設立場所はベトナム・ハノイ市タクタット工業団地。資本金は100万ドル(約1億700万円)で、メイコー100%連結子会社の名幸香港が51%を、上海龍旗科技100%子会社のGuolong Telecommunication(H.K.)が49%を出資する。2020年1月の設立を予定する。
●中国製造業が視野、三菱電機が「環境配慮型生産コストシミュレーション技術」を開発
三菱電機は23日、工場における生産性・エネルギー効率・環境負荷を生産コスト(金額)に換算して予測する「環境配慮型生産コストシミュレーション技術」を開発したと発表した。
同技術の導入により、生産計画立案者・エネルギー管理担当者・環境担当者の三者が、高精度で予測・評価された統一指標の生産コストを見て議論できるようになり、工場経営のために最適な生産計画や設備稼働計画を立案できるという。
三菱電機は今後、政府主導で環境対策が急速に進む中国の製造業を対象に、総合的な生産活動の最適化に貢献する本技術を活用したソリューションの提供に向けた研究開発を継続する考えだ。
●オートバックスセブンが中国・愛車小屋に追加投資、卸売事業拡大しPB商品で連携強化
オートバックスセブンは23日、中国国内での卸売事業の拡大と、グループで販売するPB商品の製造に関する連携強化を目的に、中国の愛車小屋グループへ追加出資したと発表した。
愛車小屋グループは車載用芳香剤の製造・販売や中国国内でのカー用品販売のB to B向けプラットフォーム運営を行っている。オートバックスセブンは2018年7月から愛車小屋の販路を活用し、オートバックスのPB(プライベート・ブランド)オイルの供給を開始しており、好調に推移しているという。
オートバックスセブンは今回の追加出資では愛車小屋グループの株式10%を取得し、2017年の取得分と合わせて20%の株式を保有することになった。
●ラオックス子会社2社が共同出資で上海に会社設立
ラオックスは23日、同社子会社のシャディと楽弘益(上海)企業管理が共同出資で、上海に会社を設立したと発表した。
会社設立の目的は、日本のギフト文化とシャディが長年築いてきたギフト商品の開発、運営ノウハウ、上海楽弘益の中国マーケットにおける販路及び経営資源という強みを集約し、中国でのギフト文化浸透と新たな事業収益の獲得。
新会社の資本金は1500万元(約2億2950万円)で、出資比率はシャディ70%、上海楽弘益30%。設立日は10月22日(登記完了)。
●アモイ航空が関西-青島(山東省)線を就航
関西エアポートは23日、厦門航空(アモイ航空)の関西-青島(山東省)線が11月20日に新規就航すると発表した。使用機材は座席数170席のボーイングB737-800。毎日1往復の運航で、厦門航空の関西国際空港乗り入れ便は週56便になる。
●深セン航空が関西-南昌(江西省)線を就航
関西エアポートは23日、深セン航空の関西-南昌(江西省)線が27日に新規就航すると発表した。使用機材は座席数158席のエアバスA320。毎日1往復の運航で、深セン航空の関西国際空港乗り入れは5路線になる。(翻訳・編集/如月隼人)
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