韓国若者の未婚率が急上昇、すでに日本を超える=韓国ネット「今の世の中では結婚なんて…」

Record China    2019年1月10日(木) 9時50分

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8日、韓国・聯合ニュースは、過去20年で韓国の未婚率が急激に上昇しており、青年層の未婚率は日本を上回っていると伝えた。写真はソウル。

2019年1月8日、韓国・聯合ニュースは、過去20年で韓国の未婚率が急激に上昇しており、青年層の未婚率はすでに日本を上回っていると伝えた。

記事は、保健社会研究院が発行する学術誌の最新号に掲載された「青年層の経済的自立と異性交際に関する韓日比較研究」を紹介。それによると、韓国男性の未婚率は、25~29歳では1996年の64%が2015年は90%に急上昇しているという。30~34歳(19%から56%)、35~39歳(7%から33%)、40~44歳(3%から23%)も大幅な上昇を記録。女性の未婚率も同様で、25~29歳が30%から77%、30~34歳が7%から38%、 35~39歳が3%から19%、40~44歳が2%から11%となっている。

日本については「韓国と社会文化的な環境が似ており、重要な社会現象が韓国よりも早く起きている」と説明。1995年と2005年のデータでは男女の未婚率がほとんどの年齢層で韓国を上回っているが、15年には男性25~29歳が73%、30~34歳が47%、女性25~29歳が62%、30~34歳が35%で、韓国を下回っている。

また、12年の韓国の結婚および出産動向調査(20~44歳未婚)によると、異性と交際している割合は、男性が33%、女性が37%にとどまっている。日本も男性が29%、女性が39%で同水準だという。

この他、経済的要因が異性との交際に大きな影響を与えているとも指摘している。就職した場合は男女とも交際率が高く、所得が多い男性も交際率が高いという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「男はお金がないから結婚を諦め、女はいい(お金をそこそこ持っている)男がいないから結婚を諦める」「結婚してみて分かったよ。2人でいて苦しむより、1人で孤独な方がいい」「結婚なんてするな。独りは気楽だぞ」「稼いでも貯蓄をせず無駄遣い、デート費用や未来への準備は男任せ。そんな女と誰が交際したい?。経済状況が悪くなり、男も賢明な女を求めている。昔とは違う」「大学を出ても、家事とワンオペ子育てに追われ、キャリアが中断するなら、勉強した意味がない。結婚なんてするもんか」「国に夢があり、希望が持てるから、家庭を持つ気になる。失業者がどんどん増え、いいニュースなど何もないのに、これでは家庭など築けない」「今のような世の中では、安心して恋愛し子どもを産む人は減っていくだろうね」など、さまざまな意見が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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