台湾の文化は深さで勝負、中国と大きさや強さで張り合う必要はない―台湾文化相

Record China    2012年12月14日(金) 22時32分

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13日、台湾のベストセラー作家で初代文化相も務める龍應台氏が、「文化や創意の育成という面において、台湾は中国とその大きさや強さで張り合う必要はない。それよりも深さで勝負すべきだ。台湾は小さいが、深みがある」と発言した。写真は台湾・台南市の旧跡。

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2012年12月13日、台湾のベストセラー作家で初代文化相も務める龍應台(ロン・インタイ)氏が、「文化や創意の育成という面において、台湾は中国とその大きさや強さで張り合う必要はない。それよりも深さで勝負すべきだ。台湾は小さいが、深みがある」と発言した。台湾・工商時報の報道を中国新聞社が14日付で伝えた。

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この発言は、台湾工商協進会(CNAIC)の要請で行われた講演会で聞かれたもの。中国の「第12次五カ年計画(十二大/2011年〜2115年)」が文化やクリエーションでの強化を打ち出していることを受け、「台湾はどう対応策をとるのか?」と質問されたことに対する受け答えだった。

「台湾の優れた点、台湾が大切にすべき点は、人々の素養の高さ。文化面の競争において、行政当局には多くの弱点があるだろうが、焦らなくてよい」とし、規模は小さくても深みのある文化で勝負すべきだと結論づけた。同氏は先日、香港大学での講演でも「台湾人のかわいらしいところは、偉そうにしないところ。無理して自分をつくらず、思うままに日々を暮らしているところだ」と発言している。(翻訳・編集/愛玉)

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