上海市の人口2300万人突破、80後夫婦の低出生率が今後の課題―中国

Record China    2012年12月14日(金) 9時19分

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13日、中国・上海市の人口が2300万人を突破した。2012年の第3四半期では、上海市の戸籍を持つ市民の出生数は9万人で、外来住民の出生数は7万人と前年同期比でそれぞれ1.3万人増加している。写真は上海市。

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2012年12月13日、台湾・聯合新聞網の報道によると、中国・上海市の人口が2300万人を突破した。2012年の第3四半期では、上海市の戸籍を持つ市民の出生数は9万人で、外来住民の出生数は7万人と前年同期比でそれぞれ1万3000人増加している。

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一方で、上海市の関連部門が今年6月に行った調査によると、同市の戸籍を持つ80年代生まれ(80後)の夫婦のうち8割が夫婦ともに一人っ子のため、子供は2人まで産めるのだが、実際は第2子に関しては消極的で、同年代の市民が望む子供の数は平均1.2人と低い数値だったという。また、同市は高齢化も顕著で上海の戸籍を持つ市民のうち、4分の1が60歳以上の高齢者だという。0〜14歳の市民は全体の8.6%だった。

当局関連部門の関係者は、「80後の市民は出産適齢期に入っており、出生数の増加は2017年まで続く」と話した。しかし出生率が低いことから、第2子が許されている家庭に関しては第2子の出産を勧めている。(翻訳・編集/内山)

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