外国領事館バザーで偽札、政府高官「中国人に恥かかせた」で波紋―シンガポール紙

Record China    2012年12月13日(木) 11時31分

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12日、中国広東省広州市にある30余りの外国総領事館がこのほど実施した慈善バザーで、売上金のうち5000元(約6万5000円)近くが偽札だったことが分かった。写真は北京であった慈善活動。

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2012年12月12日、シンガポール・聯合早報によると、中国広東省広州市にある30余りの外国総領事館がこのほど実施した慈善バザーで、売上金のうち5000元(約6万5000円)近くが偽札だったことが分かった。中国国家統計局原副局長の賀鏗(ハー・ケン)氏は「外国領事館がこんなことをするとは、中国人に恥をかかせたかったのではないか」と非難。これに対しインターネット上では逆に「賀氏の発言こそ中国人の面汚しだ」と声が上がり、波紋を呼んでいる。

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広州・南方日報によると、バザーは今月8日に初開催。中国全土の聴覚障害児童支援が目的で、30余りの外国総領事館が各国の特産品などを販売。売上金を寄付した。ところが、売上金約33万元(約430万円)を調べたところ、うち5000元分が偽札と判明した。

これを受け、賀氏は中国の簡易投稿サイト・微博(ウェイボー)で「外国領事館がこんなことをするとは、中国人に恥をかかせたかったのではないか。偽善だ。慈善活動をやりたければ自国でやればいい」と非難。これに対し、ネット上では「偽札を使った者こそ恥さらし」「官僚とは思えぬ度量の小ささだ」「本人に善意がないから何でも悪くとる」「慈善と偽札を一緒くたにするな」などと批判が噴出している。(翻訳・編集/AA)

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