比外相「中国に対抗するため、日本は改憲で軍事力強化を」―中国メディア

Record China    2012年12月11日(火) 7時43分

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10日、フィリピンのデルロサリオ外相はこのほど、中国の対抗勢力として日本の憲法改正による軍事強化を歓迎する姿勢を示した。写真は中国とフィリピンが領有権で対立する南シナ海スカボロー礁の主権問題を伝える古い新聞を指し示す男性。

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2012年12月10日、環球時報によると、フィリピンのデルロサリオ外相はこのほど、中国の対抗勢力として日本の憲法改正による軍事強化を歓迎する姿勢を示し、「アジア地域での勢力均衡において、日本は重要な位置を占める」と述べた。

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それによると、フィリピンGMAニュース(電子版)は10日、アジア地域情勢の緊張拡大を受け、アジアの小国は中国の軍事的台頭と野心を警戒していると指摘。デルロサリオ外相は、日本が中国の対抗勢力になり得ると主張し、フィリピンは日本の平和憲法改正による軍事強化を支持すると述べた。同外相はまた、英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューに対しても「日本の軍事強化を歓迎する」と語った。

同紙はまた、日本の改憲で自衛隊が正規軍に昇格することで、行動の自由が拡大し、アジア地域の軍事的力関係が変わる可能性があると指摘。アジアのほかの国々が日本の軍事強化を支持すれば、自民党の安倍政権が誕生した場合は改憲に動くだろうと予測した。(翻訳・編集/AA)

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