フライメディア 2018年12月17日(月) 19時40分
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上海に限らず、中国の都市で、街角に必ずといってあるのがドリンクスタンド。その中でも不動の人気となっている定番メニューが、「タピオカミルクティー」だ。
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タピオカミルクティーは、中国語で「珍珠[女乃]茶(チェンジュナイチャ)」と言い、「珍珠」がタピオカのことで、「[女乃]茶」がミルクティーを指す。
タピオカは、キャッサバと呼ばれる熱帯低木の根茎(こんけい)からつくられるでんぷんで、モチモチと弾力のある食感が特徴、若い女性を中心に大人気となっている。
タピオカミルクティーの値段はお店により違うが、標準のトッピングだと1杯13元~15元(約220円~260円)程度だ。そこにプリンやナタデココ、チーズクリームなどなどバリエーション豊かなトッピングを追加することができる。
それに加えて、たいていのお店で、「無糖、微糖、標準、多糖」といった甘さの程度や「氷無し、常温、標準、氷多め」などドリンクの温度も好みで調整できる。こうしたカスタマイズができることも魅力の一つで、多様化する若者の嗜好にぴったり合い、今では数えきれないほどたくさんのドリンクスタンドが立ち並んでいる。長時間の行列ができるお店やおしゃれで萌え~!となるお店も出てきた。
中でも「網紅」と呼ばれ、SNSで話題となっているお店が数軒ある。今回は、上海で絶対飲みたい、人気のタピオカミルクティーのお店を紹介する。
上海のドリンクスタンドで不動の人気を誇るのが台湾系ドリンクスタンドの「一點點(イィー ディエン ディエン)」だ。スタッフのサービスに定評があり、若者の圧倒的支持を受ける。ここのおすすめは、「波覇(ボゥーバァー)」と呼ばれる大きめのタピオカ入りのミルクティー。モチモチ感がさらにアップして歯ごたえよく、バニラアイスをトッピングしたメニューが人気だ。
同じく行列店といえば、「LELECHA楽々茶」。一時期「きったないパン」を販売して話題となり、一躍人気店の仲間入り。この「LELECHA楽楽茶」のドリンクメニューに「きたないミルクティー」がある。ネーミングだけ聞くと飲みたいと思う気持ちが失せそうなのだが、現地では爆発的な大ヒット。
どこの「LELECHA楽々茶」の店頭でも長蛇の列。並んでも飲みたいと思わせる魅力はやはり見た目のきたなさ(?)か。この2軒は、現在、日本未出店なので、現地でしか味わえないドリンクスタンドだ。現地で絶対飲みたいドリンクだが、時間帯によっては行列覚悟。
最近はアプリで事前に注文し、店頭ではピックアップだけする、あるいはデリバリーオーダーなどを利用する若者も多いので、オーダーカウンターに行列ができていなくても、「注文を受けてから1時間待ちです」などとスタッフに説明されることも多い。
時間に余裕がないときは、日本にも出店している、鹿のマークでおなじみの「鹿角巷(THE ALLEY/ジ•アレイ)」、COCOで知られる「都可茶飲」や永遠の定番「快楽檸檬(happy lemon)」などの店舗もおすすめ。行列ができてもさほど時間がかからずドリンクを受け取れ、店舗数も多いので、見つけやすい。「都可茶飲」ではプリンのトッピングも人気だ。
そのほか、まだまだ増えそうなドリンクスタンド、いろいろ飲み比べてみて、好みの味を旅先で見つけるのも楽しみのひとつになる。(提供/フライメディア)
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