Record China 2018年12月14日(金) 0時10分
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12日、中国新聞網は、オーストラリアが米国から購入したF35ステルス戦闘機が、1度飛行するたびに塗料を塗り直す必要性が指摘されたと報じた。資料写真。
2018年12月12日、中国新聞網は、オーストラリアが米国から購入したF35ステルス戦闘機が、1度飛行するたびに塗料を塗り直す必要性が指摘されたと報じた。
記事は、米華字紙「世界日報」の報道を引用。10日にオーストラリアで米国から購入したF35A戦闘機の引き渡し式が行われ、同国軍が同機に対して大きな期待を抱く一方で、各界からは「オーストラリアの極度に乾燥した炎天下では、塗料が長くもたない」との指摘が出ているとした。
そして、同国軍が「オーストラリア史上最高額の軍備購入案件であり、軍事力を大幅に向上させる。しかし、塗料の消耗が予想より激しく、最悪の場合、1回飛行するたびに塗り直さなければならない可能性がある」と発表したことを伝えた。
記事は、「ステルス戦闘機の塗装は非常に精密に設計されており、わずかな傷でもレーダーから戦闘機の軌跡をキャッチされる可能性がある」とした上で、戦闘機を製造したロッキードマーティン社の広報担当者も「この方面の技術的なネックは、依然として克服が待たれる状況」とコメントしたことを紹介した。
オーストラリアは170億米ドル(約1兆9300億円)を投じて米国からF35Aを72機購入。老朽化したF18ホーネット戦闘機と置き換える計画だ。購入にあたっては、値段と維持コストの高さから強い批判が出ており、2017年に当時のターンブル首相が「わが国は若い男女を戦場に送っている。ならば、彼らに最高の武器を与えなければならない」とコメントしていた。(翻訳・編集/川尻)
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