ファーウェイ創業者、社内に向け「苦しい日々過ごす準備を」―中国

Record China    2019年1月22日(火) 7時20分

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20日、毎日経済新聞は、ファーウェイの任正非CEOが同社のポータルサイト「華為心声」内で文章を発行し、今後の人材戦略について語ったことを伝えた。写真はファーウェイの広告。

2019年1月20日、毎日経済新聞は、ファーウェイ任正非(レン・ジョンフェイ)CEOが同社のポータルサイト「華為心声」内で文章を発行し、今後の人材戦略について語ったことを伝えた。

記事は、任CEOが18日、同サイトに合計1万文字に及ぶ自身の署名入り文書を掲載し、現在の環境において人材資源戦略を重心に据えた計画を打ち出したと紹介。任氏が今後の経済情勢を正確に判断し、命脈をしっかり掴み、盲目性を捨てなければならないとの見解を示したことを伝えている。

任氏は文章のなかで「今後数年、われわれを取り巻く大きな情勢は想像しているように楽観的なものではない。われわれは苦しい日々を過ごす準備をしなければならず、経済情勢を正確に読む必要がある。例えば、5G通信は4Gのように爆発的な勢いを持っていないかもしれないのだ」した。

そして「どの職種においても、生産を増やし、土地の肥沃さを高める必要がある。価値がないと評価したものについては、一部業務の削減や廃止をすべきだし、一部の凡庸な従業員をカットして、人的コストを下げる必要もある」と指摘している。

また、任氏は「川を渡るには船と橋が最も重要だ」とし、人材資源部門や幹部マネジメント担当者はまず自らを磨き、専門性を高める必要があると訴えた。そして、良いものは続ける一方で、マネジメント体制をより堅固で正確な、フレキシブルなものに変えていくとし、「形式主義による、付加価値のないマネジメントはすべて消滅させるべきだ」と述べた。(翻訳・編集/川尻

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