2012年11月25日、台湾の人気タレント、バービィー・スー（徐熙媛）の夫であり、中国では有名な富豪の御曹司であるワン・シャオフェイ（汪小菲）氏が、中国版ツイッター上で口汚い舌戦を繰り広げている。そのお相手も、大手企業グループ会長の御曹司だとか。台湾・今日新聞（NOWnews）が伝えた。

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「京城四少（北京四大御曹司）」の1人として有名なシャオフェイ氏は、2010年11月にバービィー・スーと電撃結婚したことで、中国語圏全体の有名人になった。母親は四川料理レストラン「サウス・ビューティー」のチェーン展開で大きな成功を収めている敏腕実業家である。彼はつまり、イマドキの中国で言うところの「富二代（富豪の二代目）」なのだが、一代でビジネスを立ち上げた母親を見てもわかる通り、決して「良家の出身」ではない。

今回、その彼と舌戦を繰り広げたのは、不動産やホテル・百貨店チェーンなどを展開するワンダ・グループ（万達集団）会長の御曹司ワン・スーツォン（王思聰）氏。この人物は、2011年3月に挙式を行ったシャオフェイ夫妻が「集まったご祝儀はすべて東日本大震災の被災地に寄付します」と発言した“その後”を追跡したことで、マスコミをにぎわせた。夫妻が口だけの善意で、実際の募金はしていないのではないか？と疑いをかけ、送金伝票の公開を求めたのである。

24日明け方、因縁の2人は突如、罵倒戦を展開した。中国版ツイッター上でシャオフェイ氏が、「このろくでなし野郎め」とけしかけると、スーツォン氏は「あのバカ野郎、酒の勢いを借りて好き放題しやがる。ほんとに気持ち悪い親子だよ。坊ちゃん風を吹かせて何様のつもりだ。タレントの嫁さんをもらって上流気取りか。インテリ青年ぶっているがインチキなのは一目瞭然」と応戦する。すでにシャオフェイ氏の方は問題の投稿を削除しているが、その問題発言のキャプチャー画像まで提示して反撃するスーツォン氏。日本ではまず考えられないような事態にただ驚くばかりだが、その後の展開はどうなるだろうか？(翻訳・編集/愛玉)