「中国侮辱騒動」で注目を浴びたイタリアの高級ブランド、ドルチェ＆ガッバーナ（D＆G）の創設者が米誌「フォーブス」の長者番付から脱落したとのニュースに、中国のネットユーザーが反応を示している。

網易娯楽は8日、昨年11月の宣伝動画で中国侮辱騒動を巻き起こしたD＆Gの創設者2人の名がフォーブスの最新長者番付から消えたと説明。「この騒動などの影響でD＆Gの昨年の売り上げは20％も落ち込んだ」と指摘し、D＆Gがイタリア・ミラノで開いた19年秋冬コレクションの発表会に多くの中国メディアが参加しなかったことや、第91回アカデミー賞授賞式でD＆Gのドレスをまとっているスターが見受けられなかったことなどを伝えた。

このニュースに対し、中国のネットユーザーからは「こうなるはずだよね」「自業自得だ」「中国人が世界中のブランドを養ってる」「中国の購買力がここまですごいとは」「中国人の民族感情を挑発しようだなんて思わないで」「（D＆Gは）中国を再認識できただろう」などのコメントが寄せられる一方、「脱落とは言ってもわれわれよりはお金を持っている」「少し時間がたったらまた買う人が出てくるはず」「D＆Gを買えるだけのお金、自分にはない」といった声も上がっている。（翻訳・編集/野谷）