党大会報告で「エコ文明」提起、関連株が急騰―中国

Record China    2012年11月14日(水) 14時10分

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14日、中国の第18回党大会報告で、「エコ文明の建設を重要な位置に置き、『美しい中国』の建設に向け努力する」ことが強調された。これを受けてA株市場では「美しい中国」の関連株が注目を集めた。写真は蒙草抗旱の上場を祝う同社責任者。

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2012年11月14日、中国の第18回党大会報告で、「エコ文明の建設を重要な位置に置き、経済、政治、文化、社会建設の各方面と全過程に浸透させ、『美しい中国』の建設に向け努力し、中華民族の持続的な発展を実現する」ことが強調された。これを受けてA株市場では「美しい中国」の関連株が注目を集め、市場で急速に認知されつつあり、各方面から資金が流れ込んでいる。北京晨報が伝えた。

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あるアナリストは「『美しい中国』という概念が党大会報告で提起されたということは、今後相当長い間、資本市場が『美しい中国』を中心に進んでいくということを意味する。この結果、関連企業が政策による支援を受け、生態系の修復、緑化建設、汚水処理等を手がける上場企業が急成長する可能性がある。また一方で、生態系修復などの既存産業の個人保有株に資金が集まり、A株市場に新たな投資の方向性が生まれるだろう」と指摘した。

業界関係者は「『美しい中国』の関連株には4種類ある。まず第1に、防風・防砂関係。例えば蒙草抗旱などの企業は、防砂プロジェクト、北京・天津砂嵐発生源対策プロジェクト、『三北(東北・華北・西北)』防砂林構築プロジェクトなど、業務範囲が中国の主要な生態環境建設プロジェクトの中心地域をカバーしている。これらの地域は中国の生態環境建設の重点・難点と言える。第2に、植生保護などの林業株。これには福建金森などがある。第3に、水処理に関係する株で、大禹節水など。最後に、廃棄物を宝に変える再生資源関連株。華宏科技などがこれにあたる」と指摘する。(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/内山)

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