日本人の年末年始旅行、人気の渡航先は中韓から欧米へシフト―華字紙

Record China    2012年11月14日(水) 11時25分

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13日、日本人の年末年始の海外旅行は、昨年まで人気のアジアが激減。今年は円高も手伝い、欧米の観光地が人気だという。写真は仏プロバンス地方のアビニョン郡。

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2012年11月13日、日本の華字紙・中文導報によると、日本の年末年始の海外旅行は中国や韓国といったアジア方面の予約が激減する一方で、欧米ツアーの予約が好調な伸びを見せているという。

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日本最大手の旅行会社・JTBは、年末年始で海外旅行に出掛ける日本人が昨年の約60万人よりも1割増えると予想。昨年は6割近い日本人が中国や韓国などの近場に出掛けていたが、日中・日韓関係の悪化から今年は欧米に人気が集まっているという。

尖閣問題で中国ツアーは激減。年末の予約状況を見ると、昨年より5割から8割落ち込んでいる。韓国方面は韓流ファンの女性が戻りつつある状況だが、昨年の5割から7割程度にとどまる見込み。日本旅行は「海外旅行の目的地として、昨年は57%がアジア方面を選んでいたが、今年は49%に減少している」と話す。

円高要因に加えて、消費者のレジャー支出も堅調で、年末年始を欧米で過ごす日本人は増加傾向にある。大手旅行会社各社の予約状況を見ると、欧米ツアーは前年比で2割から8割の増加だ。今年の年末年始休暇は、1月4日を休むと9日間の長期休暇になることも、欧米ツアー人気に拍車を掛けている。JTBでは、イタリアやフランス各地を巡る欧州8日間コースで費用が30万円から40万円の商品が人気だという。(翻訳・編集/本郷)

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