<中華ボイス>うわべだけの共産党大会、失望した富裕層の移民が激増する―経済評論家

Record China    2012年11月13日(火) 9時38分

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10日、中国経済評論家の李剣芒氏は「共産党大会は中国人を失望させた。私は移民ビジネスを行っているのだが、反響が大きい」と発言した。写真は8日に開幕した共産党大会。

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2012年11月8日に開幕した中国の共産党大会。人民網によれば胡錦濤(フー・ジンタオ)氏は共産党大会の報告の中で、2020年をめどに国内総生産(GDP)と都市部・農村の1人当たり平均所得を2010年の2倍に引き上げることを確実にするよう提起している。一方、海外メディアのAP通信は、胡錦濤氏の報告を「貧富の格差やアンバランスな経済成長などの問題に関する具体的な解決策は示されず、ただ高い経済成長の確保を強調しただけ」と批判した。

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中国経済評論家の李剣芒(リー・ジエンマン)氏は10日、「共産党大会は中国人を失望させた。私は移民ビジネスを行っているのだが、反響が大きい。昨年知り合った顧客で、1年以上も音沙汰なかった人から、頻繁に連絡が来るようになった。私の経験からすると、富裕層の移民は激増する。経済的に私にも恩恵があるが、やはり祖国の人たちが大挙して国外に移民する場面など見たくはない。同時に、多くの人にとって故郷を離れ見知らぬ土地に行くのは決していいことではないはずだ」と改善が期待できない中国の政治を憂慮するコメントを掲載した。(翻訳・編集/内山)

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