<尖閣問題>実行寸前だった台湾軍の尖閣強襲計画、李登輝元総統が制止―中国メディア

Record China    2012年11月10日(土) 11時9分

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9日、中国新聞網は記事「台湾軍がかつて計画した釣魚島上陸計画は李登輝元総統により中止された、馬英九総統語る」を掲載した。写真は9月24日、抗議のために尖閣近海に向かう台湾の漁船団。

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2012年11月9日、中国新聞網は記事「台湾軍がかつて計画した釣魚島尖閣諸島)上陸計画は李登輝元総統により中止された、馬英九総統語る」を掲載した。

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香港誌・亜州週刊(2012年11月18日号)は馬英九(マー・インジウ)台湾総統のインタビューを掲載しているが、その中で台湾軍による尖閣諸島強襲作戦、漢疆計画について触れられている。

漢疆計画とは1990年に立案されていた作戦計画。ヘリコプターで45人の兵士が尖閣諸島に上陸し、日本の灯台を破壊し中華民国国旗を建てた後速やかに撤退する計画だった。もっとも生還は難しい決死の作戦だと考えられていたという。当時の●柏村(ハオ・バイツン、●は赤に都の右)行政院院長(首相に相当)も計画を支持し、漢疆突撃隊45人の訓練も進んでいた。

最終的には李登輝(リー・デンフイ)総統(当時)が計画中止を命じたと馬総統は指摘。実際に上陸したとしても問題は解決しなかっただろうと話し、この問題の解決には30年から40年という長い年月、日中両民族の憎しみの解消が必要だと強調した。(翻訳・編集/KT)

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