中国共産党大会の予備会議開かれる、胡氏の軍事委主席留任が内定―米華字紙

Record China    2012年11月8日(木) 12時29分

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7日、中国共産党第18回全国代表大会の予備会議が開催され、胡錦濤氏が党中央軍事委員会主席の座に留任することが内定した。写真は胡氏と後継の習近平氏。

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2012年10月7日、中国共産党第18回全国代表大会の予備会議が開催され、胡錦濤(フー・ジンタオ)氏が党中央軍事委員会主席の座に留任することが内定した。米華字紙・世界日報が伝えた。

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江沢民(ジアン・ザーミン)前国家主席から胡氏に権力が移譲された際も、軍事委主席のポストだけは2年間、江氏がとどまった。胡氏本人は党総書記、国家主席とともに完全引退する意向を示したが、習近平(シー・ジンピン)国家副主席ら党指導部から、「指導部交代という過渡期を順調に乗り越えるため」と留任を強く求められたという。

胡氏は党大会終了翌日の15日に開かれる第18期中央委員会第1回総会(1中総会)で党軍事委主席、来年3月の全国人民代表大会(全人代)で国家中央軍事委員会主席に選出される見通し。

胡氏の留任について、北京の軍事アナリストは「中国政府が直面する国内情勢や日本、ベトナムなどと争う領土問題と直接関係しているとは限らない。最大の理由は、権力移譲をスムーズに行うため。党指導部はこのやり方が最も安定していると考えているようだ」と指摘している。

予備会議では、習氏を大会秘書長とすることが採択され、同氏の党総書記就任が確実となった。(翻訳・編集/NN)

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