ありえない!真っ直ぐ飛べば1時間の距離を7時間かけて飛ぶ超大回り航空路線が話題に―中国

Record China    2012年10月31日(水) 14時19分

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30日、人民網は、ある航空路線がネットユーザーの話題を集めていると報じた。普通なら1時間で着く距離を7時間もかけて飛ぶ、超大回り航空路線だ。写真は南京禄口空港を飛び立つ奥凱航空機。

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2012年10月30日、人民網は、ある航空路線がネットユーザーの話題を集めていると報じた。

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29日、奥凱航空は新たな航空路線を導入したが、これがとんでもない内容だった。出発地は江蘇省南京市、そして目的地は北の天津市。これだけならばごくごく当たり前だが、問題は経由地。南京を離陸した飛行機は北には向かわず、中国南端の海南省海口市を経由するのだ。

本来ならば南京・天津間は1時間の距離だが、この超大回りによってフライト時間は7時間と国内旅行とは思えない長さになっている。このとんでもない大回りの路線は面白すぎると中国ネットユーザーのおもちゃになっている。この価格で中国縦断はお得すぎるなどなどのコメントが書き込まれた。

もちろんそんなひっかけ問題のような航空チケットが現実にあるわけではない。航空機自体は南京発海口経由天津行きで飛ぶが、南京から天津に行く旅客がこの便に乗せられることはない。ただ手違いで経由地の海口で「天津行きのお客様は席に座ったままお待ちください」というアナウンスが流れてしまったのだとか。そこから噂が広がり、超大回りチケットの噂が一人歩きしたというのが真相だという。(翻訳・編集/KT)

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