次期首相・李克強氏の経済ブレーンに朱鎔基元首相の一番弟子が内定か―台湾紙

Record China    2012年11月10日(土) 13時15分

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26日、中国の次期首相に内定している李克強副首相の経済ブレーンのメンバーに、朱鎔基元首相の“一番弟子”といわれる楼継偉CIC会長が内定したと報じられている。写真は11年4月、ボアオ・アジア・フォーラムに出席した楼氏。

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2012年10月26日、中国の次期首相に内定している李克強(リー・カーチアン)副首相の経済ブレーンのメンバーに、朱鎔基(ジュー・ロンジー)元首相の“一番弟子”が内定したと報じられている。台湾紙・中国時報が伝えた。

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第18回中国共産党全国代表大会(18大)で首相の座に就くことが確実視されている李副首相。就任後は胡錦濤(フー・ジンタオ)体制での温家宝(ウェン・ジアバオ)首相のように経済政策を取り仕切る予定だ。

首相を支える経済ブレーンの3本柱となるのが、中国人民銀行(中央銀行)の総裁、中国財政部の部長(財政相)、国家発展改革委員会の主任。今、それぞれのポストに最も近い人物として、中国証券監督管理委員会(証監会)の郭樹清(グオ・シューチン)主席、中国投資有限責任公司(CIC)の楼継偉(ロウ・ジーウェイ)会長、龍権(ロン・チュエン)国務院副秘書長の名前が挙がっている。

建設銀行出身の郭氏は、周小川(ジョウ・シャオチュアン)人民銀総裁や王岐山(ワン・チーシャン)副首相の経歴と似ており、李氏と同じ学者肌。龍氏は国務院(政府)の老臣で朱氏の下で金融政策を担当した経験も持つ。

楼氏は朱氏の“一番弟子”といわれる人物。上海時代からずっと朱氏に仕えており、現在は4800億ドル(約38兆4000億円)という世界最大の規模を誇る政府系ファンドのトップを務める。2008年には米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれている。(翻訳・編集/NN)

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