<尖閣問題>建造中の新型巡視船がフランスのヘリ着艦装置を採用―中国メディア

Record China    2012年10月24日(水) 14時30分

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17日、フランスの軍事造船企業・DNCSは、中国から艦艇に設置するヘリコプター用着艦拘束装置2基の発注を受けたことを発表した。写真は浙江省寧波市。中国海洋環境監視観測船隊(海監)第四分隊のオフィス。

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2012年10月17日、フランスの軍事造船企業・DNCSは、中国から艦艇に設置するヘリコプター用着艦拘束装置2基の発注を受けたことを発表した。23日、環球網が伝えた。

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現在、中国は7隻の1500トン級巡視船を建造する計画だ。うち少なくとも2隻にDNCS社の着艦拘束装置が設置される。ハープーン・グリッド・システムと呼ばれる、この装置はハニカム構造のステンレス板を甲板に埋め込み、ヘリコプターが着艦する際には伸ばしたアームを埋め込んで機体を固定する仕組み。悪天候での着艦を支援する目的がある。

DNCS社は中国の巡視船に採用されたことを誇りに思うとコメントしている。尖閣問題で中国の巡視船と日本海上保安庁巡視船がにらみあう機会が増えている。日本の巡視船は中国より大型で、またヘリの運用能力も高い。そのため中国は巡視船の強化を急いでいる。(翻訳・編集/KT)

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