2018年10月30日、環球網は、米国が中国製品に対してさらなる関税を課そうとしているとの情報に対し、中国外交部の陸慷（ルー・カン）報道官が話し合いでの解決を呼び掛けたことを報じた。

記事は、米ブルームバーグの30日付報道として「米中首脳が来月の20カ国・地域（G20）首脳会議期間中の会談で成果を得られなければ、米国は12月初めに残りの中国製品に対して追加関税を課す予定だ」という情報筋の話を紹介した。

陸報道官は30日の同部定例記者会見でこれに関連する質問を受けた際、「米中両国は各レベルのやり取りを続けている。両国首脳によるブエノスアイレスでのG20首脳会議期間中の会談も含めてコミュニケーションを保っている。もし米国が協議によって貿易摩擦問題を解決したいという誠意を持っているのなら、平等、厳粛、真剣な態度をもって中国としっかり話し合うことを勧める。あれこれ声を出すのは、中国に対して役に立たず、何の脅威にもならない」と語った。（翻訳・編集/川尻）