第25回東京国際映画祭、コンペ部門から中国語作品消える=尖閣問題が理由と明言―中国メディア

Record China    2012年10月19日(金) 15時59分

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20日に開幕する第25回東京国際映画祭で、中国語映画として唯一コンペティション部門に参加する予定だった「風水(万箭穿心)」が出品を取りやめたことが分かった。尖閣諸島の日本国有化が理由であると明言されている。

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2012年10月20日に開幕する第25回東京国際映画祭で、中国語映画として唯一コンペティション部門に参加する予定だった「風水(万箭穿心)」が出品を取りやめたことが分かった。中国大手ポータル・網易(NETEASE)モバイル版の報道。

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尖閣諸島の日本国有化を受けて、映画祭に出席予定だった中国のゲストや、中国語映画の上映取りやめが続いている。コンペティション部門に出品が決まっていた「風水」の制作チームは18日、北京で記者会見を開き、「尖閣問題における日本の対応が著しく中国国民の感情を傷つけたため、東京国際映画祭に関わるすべての活動を正式に辞退することを決定した」と説明した。ただし、映画祭主催者側に対しては「作品を評価していただいたことには感謝している」と付け加えた。

「風水」は同映画祭で世界初上映を予定していた。ワン・ジン(王競)監督と主演のイエン・ビンイエン(顔丙燕)とジアオ・ガン(焦剛)がゲスト来日を予定していた。作品は1990年代の内陸の都市・武漢を舞台にしたもの。急速な経済成長を背景に、憧れの高層アパートへ入居を果たした労働者階級の一家の生活が、徐々に崩壊していくさまを描く。(※編集部注:同映画祭のコンペ部門にはもう1本、日中合作映画「黒い四角」が出品している)(翻訳・編集/愛玉)

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