南京のコンビニに「食べられないスナック」、すぐに売り切れ=中国ネット「心温まる」「泣けてきた」

Record China    2018年10月28日(日) 22時0分

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24日、財経網によると、南京市内のコンビニで「電気代スナック」が販売され、大人気となっている。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

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2018年10月24日、財経網によると、南京市内のコンビニで「電気代スナック」が販売され、大人気となっている。

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記事によると、南京市秦淮区にあるコンビニエンスストアで「電気代スナック」という商品が販売された。辺ぴな所に住んでいる高齢者のために、モバイル決済で電気代を肩代わりして支払うことで「購入」するというもの。外包はスナック菓子のようだが、中に菓子は入っておらず、代わりに高齢者からの「人生の忠告」カードが入っている。記事によると、販売初日に72人が121袋を「購入」したという。

記事は、この「電気代スナック」を販売しているコンビニの動画も紹介。高齢者のために電気代を支払った人に、なぜ支払ったのかを聞くと「公益性のあるもので、高齢者は電気代を支払うのが不便だろうから」「少しでも人の助けになれるのは良いことだから」などと回答している。

また、袋の中に入っている「人生の忠告」カードの内容はというと、「人生は料理とは違う。すべて準備が整ってから始められるものではない」「もし隣に買い物に付き合ってくれる人がいたら抱きしめてあげてほしい。私は抱きしめたくても抱きしめられないから」などと書かれていた。

この「電気代スナック」を企画した女性はその理由について、「以前に内モンゴルへ行った時、高齢者は電気代の支払いがとても面倒で、家が夜真っ暗だと知った。今はモバイル決済で簡単に支払いができる。それで何か面白い方法でみんなにこの事実を知ってもらえないかと考えた」と述べている。

これに対し、中国のネットユーザーから「これは心温まる」「やっぱり愛のある人は多いんだな」「泣けてきた」「本当に貧しい家庭をこれで助けられるなら、とてもいい方法だ」「これはもっと普及させた方がいい」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/山中)

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