「紅いコーリャン」チャン・イーモウ監督、「ノーベル文学賞の莫言氏を祝福!―中国

Record China    2012年10月14日(日) 11時39分

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13日、ノーベル文学賞を受賞した中国人作家・莫言氏に、著作を映画化したチャン・イーモウ監督が祝福の言葉を贈った。写真はチャン・イーモウ監督。

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2012年10月13日、ノーベル文学賞を受賞した中国人作家・莫言(モーイエン)氏に、著作を映画化したチャン・イーモウ(張芸謀)監督が祝福の言葉を贈った。鳳凰網が伝えた。

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チャン・イーモウ監督は1988年の映画「紅いコーリャン」で、第38回ベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞。国際社会にその名を轟かせるきっかけとなった代表作の一つだ。

莫言氏のノーベル文学賞受賞にあたり、チャン監督もインタビューで祝福の言葉を口にした。「受賞を知って、本当に驚き喜んでいる。25年前、山東省高密市(「紅いコーリャン」ロケ地)で一緒にコーリャンを植えた時、こんな日が来るとは想像もしなかった」とコメント。ネット上では、コーリャンを植えた当時、監督と莫言氏、主演俳優のチアン・ウェン(姜文)が上半身裸で写った若かりし日の写真が話題になっているが、監督も「感慨深い」と懐かしそうな様子。「君のために、本当に喜んでいるよ」と、莫言氏に熱い言葉を投げかけている。

「紅いコーリャン」当時については、莫言氏も思い出を語っている。チャン監督と初対面の時、彼は素足のまま手にボロボロの靴を持って歩いており、まさか監督とは思わなかったという。ヒロインを演じた女優コン・リー(鞏俐)について、当時の彼女はまだ大学生だったが、初対面の印象は「ごく普通の学生っぽい女の子」。しかし、出来上がった映画を見て、コン・リーの才能と存在感に心震えたという。(翻訳・編集/Mathilda

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