2012年10月9日、米華字ニュースサイト・多維新聞は記事「尖閣諸島の争い、中日の戦争だけが唯一の選択ではない」を掲載した。

【その他の写真】

海を隔てた隣国である日本と中国は一衣帯水の関係にある。しかし両国国民の交流は緊密ではない。歴史問題、領土問題などから不信感が高まり、無責任なメディアの扇動でさらに不信感は深まっていく。

解決するには民間交流を深め、互いに理解するしかない。いまだにGDPで中国に追い抜かれたことを認められない日本人も多く、成金やマナーがないなどと批判することで埋め合わせようとしている。

中国はいまだに日本の過去のイメージが強く、軍国主義や戦犯のイメージで日本をとらえている。実際には日本の極右分子の数は少なく、扇動された民衆が加わっているだけなのだ。また中国の反日教育、さらにメディアの扇動も中国人の誤解を強める要因となっている。（翻訳・編集/KT）