外交部、新たに国際経済局を設置、他国との経済外交を強化―中国

Record China    2012年10月11日(木) 9時5分

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9日、中国外交部(外務省)は、国際経済司(局)設置に際し式典を催した。式典には戴秉国国務委員が談話を発表したほか、楊潔●(●=竹かんむりに褫のつくり)外交部長(外相)も出席した。写真は山東省青島市の港。

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2012年10月9日、中国外交部(外務省)は、国際経済司(局)設置に際し式典を催した。式典には戴秉国(ダイ・ビングゥオ)国務委員が談話を発表したほか、楊潔●(ヤン・ジエチー、●=竹かんむりに褫のつくり)外交部長(外相)も出席した。

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戴氏は国際経済司の設置に祝意を表明。「経済外交は国際関係の発展において重要な役割を発揮している。経済関係は常に国と国との間の重要な関係であり、重要なきずなだ」と指摘。さらに、「中国はかねてより経済外交活動を強く重視している。経済外交は常に中国の外交全体の重要な構成要素であり、国家の発展と外交の全局において日増しに重要な役割を発揮している」と述べた。また、国際経済司の初代司長(局長)には張軍(ジャン・ジュン)・前駐オランダ大使が就任する。

このほか、外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は定例記者会見で、「国際経済司の設置は、新たな情勢下の外交が国家の科学的発展に資するための重要な措置であり、国際経済協力と経済ガバナンスの促進、互恵・ウィンウィンの対外開放戦略の実施、国家の発展上の利益と経済の安全の維持に寄与し、世界経済の成長の促進と各国の共同発展の実現への一層の貢献となる」と指摘。

さらに、国際経済司の主要業務として、

▽20カ国・地域(G20)、BRICS、アジア太平洋経済協力会議(APEC)、大メコン圏経済協力計画(GMS)などの重要会議への中国首脳の出席に向けた準備および後続活動。

▽国内の関係当局との政治・外交面の調整、国連および国際・地域協力枠組み内での経済・開発協力および関連業務の研究と参与。

▽世界経済ガバナンス、国際経済・金融の情勢および制度・規則整備、地域経済協力などの研究を挙げた。(提供/人民網日本語版・編集/内山)

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