Record China 2012年10月5日(金) 16時35分
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2日、台湾住民を米国査証(ビザ)免除プログラムの対象に加えるとした米政府の発表に対し、中国本土のネットユーザーたちは「自分たちの入国条件とあまりにも違い過ぎる」と嘆いている。写真は今年5月、湖南省で初めて発行されたIC旅券。
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2012年10月2日、台湾住民を米国査証(ビザ)免除プログラムの対象に加えるとした米政府の発表に対し、中国本土のネットユーザーからは嫉妬や嘆きの声が噴出しているという。台湾の中央通訊社(CNA)が伝えた。
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ナポリターノ米国土安全保障長官は2日、米国の査証免除プログラムに台湾を加えるとの声明を出した。11月1日より、中華民国のパスポートを所持している者に対し、90日以内の滞在ならばビザなしで米国への入国が可能となる。この報道を知った中国本土のあるネットユーザーが、マイクロブログの微博(ウエイボー)上に複雑な心情を書き込んだ。
「世界で最も遠く離れた距離とは、中国と台湾。深紅のパスポートを持った我々はビザを取るのに苦労するが、濃い緑のパスポートを持ったあなたたちは世界120カ国以上の国に簡単に行ける。世界で最も遠く離れた距離とは、同じ言葉を話すのに違う表情を持ち、違った感情を持ち、違った運命を持つこと」。
この書き込みは瞬く間に1万3000回以上転載され、コメントも殺到している。「いいじゃん。私も中華民国が好きだし」「なんてこった。台湾はノービザで米国に行けるんだ!移民したい!」というものや、「世界で最も遠く離れた距離は、1949年に島に行く船に乗った人と、解放を祝いに行ったがためにその船の乗船券をもらい損ねた人の差だよ」というものも。
あるユーザーは「中国のパスポートは世界で最もくず同然のパスポート。ノービザで行ける国はわずか20カ国足らず。しかもビジネスや観光、親戚訪問にふさわしい国ではなく、探検にふさわしい国ばかり。コレラがなかったら戦争があるというような国ばかりなんだ」と嘆いている。(翻訳・編集/本郷)
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