2012年10月1日、香港の女優ロザムンド・クワン（關之琳）の父親で、60〜70年代のトップスターだった俳優の關山（クワン・サン）が肺がんのため亡くなった。亨年83歳。世界日報が伝えた。

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「香港映画界のトップ美女」と謳われたロザムンド・クワンの父親は、ショウ・ブラザーズ所属のトップスターだった俳優・關山。1957年に映画「阿Q正傳」の主演に抜擢されてデビューし、60〜70年代の香港映画を代表する俳優の1人だった。

1933年、中国の東北部の都市・瀋陽市生まれ。日中戦争期間に家族で香港に移住し、56年に映画制作会社の養成所に合格し、俳優人生をスタート。60年に女優の張冰茜（チュン・ピンサイ）と結婚し、62年にロザムンドが生まれている。80年代には実業界に転身し、俳優としては87年の「男たちの挽歌2」や88年の「ポリス・ストーリー2」に友情出演する程度だった。

ロザムンドは3日、今月1日に父親が亡くなったことを声明文で発表。今月10日に告別式を行うとしている。（翻訳・編集/Mathilda）