2012年9月24日、中国で4月に行われた「ミス・ビキニ・インターナショナル」のメディア発表会で、ビキニ姿に京劇風のメイクと髪飾りといういでたちの女性たちが登場したことが、ネット上で非難の的となっている。新華社通信（電子版）が伝えた。

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問題となっているのは今年行われる第37回大会を紹介するメディア発表会で、舞台に登場した女性たち。ビキニ姿に京劇風のメイクと髪飾りといういでたちで、京劇の音楽に合わせ、京劇風のポーズや踊りを披露した。

これが最近、中国のネット上で広まり、「中国の伝統芸能をばかにしている」とユーザーたちが大激怒。この騒ぎを受け、大会を主催する北京美麗文化発展有限公司の李裕龍（リー・ユーロン）董事長が釈明を行った。

それによると、発表会で舞台に登場したのは歴代の受賞者たちで、京劇風にしたのは「東洋の美」を表現するため。「中華文化の素晴らしさを世界に広めようと思っただけです。茶化したり、ばかにしたりといった考えはありません」としている。

李氏は「第35回、第36回でもチャイナドレスや青花瓷（染付け磁器）などの中国要素を取り入れてきました。ビキニは西洋のものなので、いかにして東洋文化と融合させるかが大きな課題だったんです」と話している。（翻訳・編集/NN）