世界大学ランキングで清華大学がアジア首位 中国の躍進際立つ

人民網日本語版    2018年10月1日(月) 10時50分

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英国の教育情報分析会社「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)」はこのほど、2018年度版世界大学ランキングを発表し、アジアでは、清華大学が第22位にランクインし、シンガポール国立大学を抑えて首位となった。

英国の教育情報分析会社「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)」はこのほど、2018年度版世界大学ランキングを発表し、アジアでは、清華大学が第22位にランクインし、シンガポール国立大学を抑えて首位となった。北京大学は第31位だった。また香港大学は第36位、香港科技大学は第46位だった。第110位の香港城市大学は、国際的展望分野(国際スタッフと学生の割合、国際共同執筆者)で世界第1位になった。中国新聞網が香港紙「大公報」の報道を引用して報じた。

同ランキングは、大学の総合力を、教育力や研究力、論文の引用数、国際性などから評価しており、第1位は英オックスフォード大学、第2位は英ケンブリッジ大学、第3位は米スタンフォード大学だった。以前は英国と米国の大学がランキングの大部分を占めていたものの、現在はトップ200に入るアジアの大学が増加の一途をたどっており、特に中国の大学の躍進が目立つようになっている。

「THE」のPhil Baty編集長は、「高等教育が国家の実力を向上させる国策とされるにつれ、清華大学と北京大学は、わずか十数年の間に、世界大学ランキングのトップ30に入るようになった。また、深センの南方科技大学はわずか7年で第350位に入った」と絶賛している。

また、「中国の大学の成功例、つまり、国際イメージや世界のパートナーとの関係を強化し、資源を重点大学に投じることで、世界のエリートを呼び込むというやり方を、多くの国がモデルとしている」と指摘している。(編集KN)

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