中国政治の変化が生み出した自尊心の膨張=南シナ海問題から考える―SP英字紙

Record China    2012年9月24日(月) 6時18分

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21日、シンガポール英字紙ザ・ストレーツ・タイムズは記事「政治体制の変化が表現された中国の自負心」を掲載した。写真は海南省の漁船。フィリピンと領有権を争うスカボロー礁(黄岩島)で操業した15隻が「文明守法船」として表彰された。

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2012年9月21日、シンガポール英字紙ザ・ストレーツ・タイムズは記事「政治体制の変化が表現された中国の自負心」を掲載した。22日、環球時報が伝えた。

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南シナ海問題で中国はその自尊心が膨張しつつあることを示した。この自尊心には中国の政治体制の変化が表現されている。領土問題に極度に敏感になったこと、経済成長に伴い民族のプライドが高まっていること、資本主義と共産主義という体制の差異が鮮明になったこと、欧米の力が弱まっている今をチャンスと見ていること、東南アジア以外にも中国が勢力を伸ばそうとしていることなどだ。

中国が肥大化した自尊心を見せつけている南シナ海問題は、米国と中国、ともに自国の文化と政治体制に自信を持つ超大国による「文明の衝突」の競技場となった。しかし、発展途上の超大国である中国は、自国が進む道が「平和的台頭」であることを友好国に示す必要があるだろう。(翻訳・編集/KT)

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