iPhone5の地図では尖閣諸島が日本領に!?飛び交う噂に当局が回答―中国

Record China    2012年9月20日(木) 18時26分

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19日、米アップルの新型スマートフォン「iPhone5」の地図に表示される尖閣諸島が日本領になっているとの噂が中国で飛び交っていることを受け、中国共産党系メディアが中国工業情報化部(省)の回答を掲載した。写真は海南省のアップルストア。

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2012年9月19日、米アップルの新型スマートフォン「iPhone5」の地図に表示される尖閣諸島(中国名・釣魚島)が日本領になっているとの噂が中国で飛び交っていることを受け、中国共産党機関紙・人民日報(電子版)が中国工業情報化部(省)の回答を掲載した。

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iPhone5の中国での発売予定はまだ発表されていないが、OSがiOS6に移行し、従来のグーグルマップから独自の地図へと変更されたと同時に、尖閣諸島が日本領に組み込まれたとの噂が飛び交っている。iPhone4Sまで採用されていたグーグルマップはどちらの領土にも組み込まず、尖閣諸島と中国名の釣魚島の両方が記載されているだけだった。

中国工業情報化部の電信管理局は人民日報の電話取材に対し、「中国で発売されるソフトウェアはすべて当局の許可が必要。iPhone5はまだネットワークアクセスライセンスを申請していないので、詳細は分からない」と答えた。

一方、記事は中国市場向けのiPhone5は中国の地図会社「高徳集団」製が採用されるとした上で、「iPhone5で釣魚島(尖閣諸島)が日本領になっているという事実はない。間もなく発売されるiOS6の地図では中国領になっている」とする同集団の楊永[王奇](ヤン・ヨンチー)副総裁のコメントを紹介した。

また、同紙は日本で販売されるiPhone5の地図がどうなっているのか、実際に日本の店頭で調査したが、発売前ということで店内にデモ機が設置されておらず、確認できなかったと伝えている。(翻訳・編集/NN)

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