中国飛行艇AG600、日本のU2を超え世界一に―中国メディア

Record China    2018年9月27日(木) 17時10分

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25日、網易軍事は、「飛行艇AG600が水上滑走に成功!日本のU2を超え紛れもない世界一に、対潜としてもやりがいがある」と題する記事を掲載した。資料写真。

2018年9月25日、網易軍事は、「飛行艇AG600が水上滑走に成功!日本のU2を超え紛れもない世界一に、対潜としてもやりがいがある」と題する記事を掲載した。

記事は、「最近、国産のAG600大型水陸両用飛行艇のフェリーフライトが行われた。湖北荊門空港に到着し、次の水上試験のための最後の準備作業が行われる。これに先立ち、AG600は珠海で2度にわたる陸上からの飛行テストを行い、いずれも成功した」と伝えた。

その上で、飛行艇は水上での離着が困難であることを強調。「上半分は飛行機だが下半分は船の構造でなければならず、機体は防水性と防腐食性を備えていることが必要で、水上は滑走路とは異なる条件であるため離着水を実現するのは簡単なことではない」とした。

記事は、AG600について「研究開発を始めてから広く注目されており、その最大離着陸重量は53.5トン、最大航続距離は4500キロ、波高2メートルでも離着水できる設計になっている」と解説。「世界的に見ると、水陸両用飛行艇の中では紛れもなく世界一。AG600に匹敵するのは日本のU2飛行艇ぐらい」と自賛し、「U2の航続距離はAG600と同じくらいだが、最大離陸重量はAG600より少ない。ただU2は波高3メートルでも離着水できる。全体的に両者の性能はかなり近い」とした。

さらに、「U2は自衛隊によって救難活動に使用されているほか、海上パトロールや対潜任務も担っている」と指摘。「中国の対潜分野は、高新6号などの哨戒機があるものの、全体的な実力はまだそれほど強くなく、数量も公の資料によると10機にも満たない」と記事は紹介。また、「対潜ヘリコプターもあるものの、航続距離の短さと速度の遅さという欠点があり、この点でAG600は、対潜型として発展していく可能性が高い」と論じた。(翻訳・編集/山中)

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