2012年9月13日、毎日経済新聞によると、尖閣問題での日中対立激化を受け、中国から日本へのツアー旅行を停止する動きが広がっている。

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中国の大手旅行会社・中国国際旅行社は12日までに、人気の東京、北海道、沖縄へのツアー業務を完全に停止。四川康輝国際旅行社も同日、グループ各支社・部門に対し、団体ツアーなど日本向け関連業務の停止を命じたと発表した。さらに、上海旅行社、アモイ春輝国際旅行社など中国各地の旅行会社に、日本ツアー関連業務を縮小する動きが広がっている。

一方、中国外交部報道官は同12日、現在多くの中国人観光客が日本ツアー参加を中止している状況について、すべて日本側が引き起こした日中関係悪化によるものと断定。関係改善への環境整備を目指し、日本側に対策を打ち出すよう求めている。また、中国国家観光局の広報担当者は同日、日本ツアー減少への対応について「外務省に一任する」としている。（翻訳・編集/AA）