中国のネットビジネスモデルが外国に模倣されるようになった―中国メディア

Record China    2019年7月29日(月) 7時40分

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25日、環球時報は、中国のネットビジネスモデルが外国に模倣されるようになったと伝えた。写真はTikTok。

2019年7月25日、環球時報は、米誌USニューズ&ワールド・レポートが「モバイル技術に高度に依存する中国は、西側諸国のビジネスモデルのコピー・模倣から、製品とサービスの創造へと転換しており、逆に西側諸国に模倣されるようになった」とする記事を掲載したと報じた。

環球時報によると、記事は「中国インターネット報告2019」が「世界の科学技術企業は、スーパーアプリ、ソーシャル+電子商取引、ショート動画など、中国の同業者の概念を模倣するようになっている」と指摘したことを説明。買い物、振込、航空チケットの予約などを1つのプラットフォームで提供している有名なスーパーアプリとして、10億人以上のアクティブユーザーを有する「微信(WeChat)」と「支付宝(Alipay)」があるが、これが米国フェイスブックや日本のLINE、インドネシアのGO-JEKに模倣されるようになっていると伝えた。

また、中国の企業は、淘宝(タオバオ)や拼多多などがネット中継動画を見ながら共同購入できるように、ソーシャルメディアと電子商取引を融合させていると紹介。この概念は、Amazon Liveなどの米国のアプリが模倣しているほか、インスタグラムもショッピング機能を付け、グーグルもユーチューブに買い物機能を付加する計画だと伝えた。

さらに、今年2月には米国のSnapchatが中国のショート動画サービスTikTokをライバル企業リストに入れたと記事は紹介。18年にフェイスブックはショート動画アプリLassoをリリースしたが、これはTikTokのクローンだと指摘した。(翻訳・編集/山中)

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