1万人の警備員を北京へ=吉林省の就職対策プロジェクト

Record China    2007年3月13日(火) 4時49分

拡大

1万人の警備員派遣プロジェクトが始動。吉林省の就職対策と北京の警備員不足で、需要と供給が一致した。

(1 / 4 枚)

2007年3月9日正午ごろ、859名の警備員を載せた汽車が北京北駅に到着した。彼らはすべて吉林省双遼市の出身。今年から吉林省が始めた「1万人の警備員を北京へ派遣するプロジェクト」の第1期生として任地に赴く。プロジェクトは向こう3年間で1万人を北京に派遣する計画だ。

その他の写真

所属する会社は北京市内の警備会社4社。10日間の研修の後、国家機関や高速道路の料金所などに派遣され、警備の仕事に当たる。

警備員たちを引率してきた双遼市就業局の田中田局長によると、人材の大半が中卒や高卒の若者で、中には退役軍人もいて、年齢層は16歳から35歳。事前の政治審査、身体検査などに合格した後、2週間の軍事訓練を受けてきたという。

中国保安協会によると、現在、北京市内では少なくとも警備員が5万人不足しており、吉林省の就職対策との間で、需要と供給が一致した形だ。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携