Record China 2018年9月15日(土) 16時50分
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陝西省にある5階建て集合住宅で、1階部分の住人と退去について協議がまとまらないうちに、建物の撤去作業が始まった。業者は、建物屋上にショベルカーなどの重機を上げて、建物上部の解体作業を始めた。
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陝西省メディアの華商報は13日、同省商洛陽市山陽県にある5階建て集合住宅で、1階部分の一部住人と退去について協議がまとまらないうちに、建物の撤去作業が始まったと報じた。当局側の委託を受けた業者は屋上にショベルカーなどの重機を上げて、建物上部の解体作業を始めた。
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同住宅は、鉱業会社の従業員が資金を出し合って建設したという。鉱業会社はすでに倒産している。2階から5階までの住人は、当局側が提示した条件に同意して退去済みだ。
まだ残っているのは1階に住む5世帯で、部屋を商業用にも使っていたが、当局が提示した補償額が商業用物件より低額の住宅物件に適用される金額であるために、協議は進んでいないという。
解体を請け負う業者は12日までに、重機を建物屋上に上げるなどで解体作業を始めた。業者の責任者は、「数世帯が残っていることは知っているが、建物上部から解体しても1階部分の安全には影響がなく、作業場所と1階部分を仕切る防護ネットも設置した」と説明したという。(翻訳・編集/如月隼人)
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