外国人観光客によるレンタカー事故急増、各社対策を強化―華字紙

Record China    2018年9月12日(水) 9時50分

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7日、華字紙・日本新華僑報によると、訪日観光客数の増加に伴い、レンタカーなどを運転して事故を起こす外国人も急増している。資料写真。

2018年9月7日、華字紙・日本新華僑報によると、訪日観光客数の増加に伴い、レンタカーなどを運転して事故を起こす外国人も急増している。

国土交通省のデータによると、レンタカーによる死傷事故は日本全体で14年の6366件から16年は6150件に減少した。しかし、外国人の運転による死傷事故は、14年の28件から16年は81件と3倍近くに急増している。日本では中国などと逆の左側通行であることなど、交通ルールの違いが背景にあるとみられる。

熊本では最近、九州自動車道で中国人の男性観光客(29)が運転するレンタカーが誤って縁石に乗り上げ、自動車前部を破損して100メートルほど走った後にトンネル内に停車。後ろから来た大型バスが追突し、バスに乗っていた生徒ら17人が負傷し、病院に搬送された。中国人客は新婚旅行中で熊本から鹿児島に向かう途中だったという。

記事は「外国人による事故急増を受け、レンタカー各社は対策に乗り出した」と紹介。契約の際の同意書に中国語、英語、韓国語の3種類を用意したり、外国語で契約内容を説明するなどしているという。さらに、タブレット端末を使い、動画で日本の交通ルールの説明をする会社もあるそうだ。国交省は今年秋から、福岡や那覇など、外国人がレンタカーを利用する率が高い5都市で、外国人による自動車走行の実証実験を開始。どんな状況や場所で急ブレーキを踏む率が高いかなどを調べる予定だという。(編集・翻訳/大宮)

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