2018年9月10日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのウェイボー公式アカウントは、「日本経済は成長軌道へ回帰した」と報じた。

記事は「日本政府の発表によると、2018年4～6月期の経済成長の速度は当初推計を上回る速さだった。企業の支出は深刻な人手不足の下で予想を上回った」とし、「18年4～6月期の国内総生産（GDP）改定値は、年率換算で前期比3．0％増となり、速報段階の1．9％増から上方修正された。世界第3のエコノミーが成長軌道に回帰したことが、経済データから証明された」などと報じた。

これについて、中国のネットユーザーからは「アベノミクスは、日本を20年余り続いた衰退の泥沼からすくい上げた」「安倍さんすごい」「安倍という名は後世に語り継がれるものになるだろう」などと、安倍首相の経済政策を評価する声が多く上がっていた。

一方で、「対照的に、世界第2の経済大国は停滞している」「アベノミクスは成功したが、リコノミクス（中国の李克強首相が推進する経済政策）は？」などと、中国の現状に不満を述べる声も見られた。（翻訳・編集/柳川）