<南シナ海問題>中国とフィリピンの外相が北京で非公式会談、「成果あった」―中国紙

Record China    2012年8月27日(月) 12時17分

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25日、中国とフィリピンが領有権をめぐり対立している南シナ海のスカボロー礁問題で、中国の楊潔チー外相は中国を非公式訪問したフィリピンのデルロサリオ外相と会談した。写真は海南省の漁港。

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2012年8月26日、中国外交部によると、中国とフィリピンが領有権をめぐり対立している南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)問題で、中国の楊潔●(ヤン・ジエチー、●は竹かんむりに褫のつくり)外相は25日、中国を非公式訪問したフィリピンのデルロサリオ外相と北京で会談した。フィリピン外務省報道官によると、会談では「関連問題について話し合われ、大変実りあるもの」だったという。東方早報が伝えた。

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フィリピンメディアの報道によると、デルロサリオ外相の訪中は今年4月に同礁をめぐり両国の対立が激化して以来初。今月22日に脳卒中で倒れたブレイディ駐中国大使の見舞いが目的だった。ブレイディ大使はフィリピンきっての中国通。現在71歳ですでに引退していたが、今年に入って南シナ海問題が深刻化したことから、アキノ大統領の指示で再び駐中国大使として赴任していた。

フィリピンメディアは、同大使が倒れた理由を「極度の過労によるもの」と報道。フィリピンの大統領報道官は同大使の交代について「本人の意見を聞きたい」と説明している。(翻訳・編集/AA)

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