Record China 2018年9月5日(水) 20時50分
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4日、澎湃新聞は「日本の選手はどうしてアジア大会で輝けたのか」とする記事を掲載した。
2018年9月4日、澎湃新聞は「日本の選手はどうしてアジア大会で輝けたのか」とする記事を掲載した。
記事はまず「ジャカルタ・アジア大会は、日本にとって東京五輪の前哨戦に過ぎなかった。メダル数から言えば中国の優位は揺るがなかったが、日本選手団も明らかな上昇機運を見せた。地元開催の東京五輪で金メダルを取るべく、日本は今回のアジア大会に大量の若手選手、さらには学生軍団もジャカルタの練兵場に派遣した。彼らはどうして成功したのだろうか」とした。
そして、「日本は五輪開催権獲得後、各種競技に大規模な投資を行い戦いに備えている。全力で新人を育成し、東京五輪に備えるうえで、日本の多くの代表チームは『中国モデル』を学んだ。例えば水泳は、選手選抜の範囲を拡大し、合宿の時間を増やすなどの措置を採用した」と伝えている。
日本の取り組みについて中国競泳チームの責任者は「かつて日本は大会前に集中トレーニングを一定期間やるだけだったが、今では彼らも長期的な合宿をするようになった。多くの国がわが国の挙国体制に学び、良い効果を生み出している。北京五輪の時のわれわれと一緒。自国開催となれば良い結果を出したい。どの国だってそうやって取り組むよ」と語ったという。
記事はまた、水泳だけでなくバドミントンや女子バレーなどの競技においても日本は中国に学んでおり、閉鎖型の合宿やトレーニング時間の増加、高強度、高難度のトレーニングに取り組んでいると説明。その一方で、「日本は欧米の先進トレーニング技術も取り入れている」とし「この点は競泳で顕著に見られた。日本選手はターンなどの細かい技術で中国を上回っていた」と伝えている。
日本は2020年の東京五輪で、1964年に行われた前回の東京五輪以来の獲得金メダル3位の記録に挑む。記事は「20年の東京での戦いでは、われわれはホスト国によるさらに厳しい挑戦を受けることになる」としている。(翻訳・編集/川尻)
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