香港の反日活動は“理性的”、「中国本土も見習え」―シンガポール華字紙

Record China    2012年8月23日(木) 17時35分

拡大

21日、シンガポール華字紙・聯合早報は、日本と香港の関係は尖閣問題で政治的には冷めているものの、経済的には以前と同様で理性的だと指摘した。写真は22日、香港に帰港した抗議船・啓豊2号。

(1 / 8 枚)

2012年8月21日、シンガポール華字紙・聯合早報は、日本と香港の関係は尖閣問題で政治的には冷めているものの、経済的には以前と同様で、中国本土と違い理性的だと指摘した。

その他の写真

香港の日本領事館には早朝から遅くまで、日本の対応に不満を持つ人々や反日団体が多数詰め掛けており、梁振英(CY・リョン)行政長官も日本領事を呼ぶなど事態に注目している。

しかし、香港のこうした反日行動とは裏腹に、香港湾仔会は今回で23回目となる美食博を開催し、多くの日本企業が出展。香港における日本の飲食文化の推進と、日本と香港の食品分野における交流を深めようとしている。会場では日本製品や日本食のボイコットといった動きはまったく見られず、それどころか日本の食品は会場で最も人気が高いという。

街中でも、デパートには日本のアニメキャラクターのグッズが飾られており、そのかわいさに記念写真を撮る人が多く見られた。

香港にとって日本は中米に次ぐ貿易相手国であり、日本にとって香港は8番目の貿易相手だ。政治的には反日感情が生まれていても香港の人々は事態を理性的に見ているが、中国本土では反日感情の制御ができなくなりつつあると記事は指摘。中国本土の人々は香港を見習うべきだとしている。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携