この情報公開は何が目的?上海市警が「物乞い」の被摘発件数を発表、1位は足不自由な非識字者―米華字紙

Record China    2012年8月23日(木) 14時52分

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21日、上海市警察当局が市内地下鉄において摘発された回数の多い物乞いをランク付けした“富豪ランキング”ならぬ“物乞いランキング”を公開した。写真は7月、浙江省杭州市の「プロの物乞い」。

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2012年8月21日、米華字紙・僑報が“富豪ランキング”ならぬ“物乞いランキング”が公開されたと報じた。先ごろ、上海市警察当局が市内地下鉄において摘発された回数の多い物乞い上位3人の情報を公開した。

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当局の公開したリストによれば、摘発回数1位の物乞いは摘発309回の遼寧省出身の22歳。文字の読み書きができず、脚に障害があるという。2位は摘発302回、安徽省出身の88歳老女。3位は甘粛省出身の夫婦で、妻は白血病を患っている。

物乞いの存在は市民生活や交通に悪影響をもたらすとされ、特に“プロの物乞い”は道徳的にも問題があるとされているが、情報を公開された上位3人はいずれも明らかに社会的弱者であり、「リストを公開したところで何の問題解決にもならない」と市警察の手段に多くの批判が集まっている。(翻訳・編集/岡田)

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