Record China 2018年8月27日(月) 17時50分
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27日、韓国・ソウル経済によると、韓国の憲法裁判所が設置から30年の間に下した決定の中で、韓国国民に最も支持されているものは「慰安婦賠償関連の行政不作為違憲決定」であることが分かった。写真はソウルの慰安婦像。
2018年8月27日、韓国・ソウル経済によると、韓国の憲法裁判所が設置から30年の間に下した決定の中で、韓国国民に最も支持されているものは「慰安婦賠償関連の行政不作為違憲決定」であることが分かった。
憲法裁判所は26日、創立30周年を記念して実施した調査「国民が選ぶ憲法裁判所の決定30選」の結果を発表した。1位には、2006年に元慰安婦女性らが韓国政府を相手取り、日韓請求権協定紛争の解決に向けて努力するよう求めて起こした訴訟が選ばれた。同訴訟は5年の審理の末、11年に「被害者らの日本に対する賠償請求権の有無をめぐり、外交通商部長官が日韓の紛争解決に向けた措置を取らないことは違憲」と判断された。調査に参加した1万5754人のうち、3848人が同訴訟を選んだという。
2位には「盧武鉉(ノ・ムヒョン)・朴槿恵(パク・クネ)元大統領の弾劾決定」、3位には「公務員試験の受験年齢の上限制限違憲決定」が選ばれたという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「慰安婦賠償は気持ちがすっきりする決定だった」「韓国政府は解決しなければならないし、国民も忘れずにいなければならない」「慰安婦被害者が生きている間に必ず解決してほしい」など、裁判所の決定を支持する声が寄せられている。
また韓国政府に対して「被害者だけでなく国民にも、日本政府の心からの謝罪と賠償が必要だ」と訴える声や、「11年に決定したのに、なぜいまだに解決されていない?」と指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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