2012年8月15日、香港の衛星局・フェニックステレビによると、尖閣諸島の領有権を主張する香港の抗議船が同日午後3時前後に尖閣諸島に到着する。抗議船はすでに中国の国旗を掲げたという。

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12日、香港の民間団体「香港保釣(尖閣防衛)行動委員会」の抗議船が尖閣を目指して出港した。14日、燃料補給のために台湾に寄港予定だったが、現地当局に拒否されている。抗議船に同乗しているフェニックステレビの特派記者によると、船は同日夜、台湾海上警察から水や食料など必要物資の供給を受けた。その後、船の両側には2艘の台湾巡視船が、目測にしておよそ500メートルの距離についており、そのほかにも台湾軍の船舶が後続しているのが確認できるという。

なお、これに合わせて出港を予定していた中国と台湾の抗議船はいずれも、当局の阻止などによって出港を断念している。 (翻訳・編集/愛玉)