上野のシャンシャンだけじゃないよ=和歌山でもパンダ成長中、1日で体重が10%以上も増加

Record China    2018年8月25日(土) 0時50分

拡大

アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)で14日に生まれたジャイアントパンダのメスの赤ちゃんの体重が22日には前日から10%以上も増え、96.0グラムになった。写真は22日発表の母子パンダの様子、生まれた直後、14日、19日、22日の赤ちゃんパンダ。

(1 / 4 枚)

アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)は22日、14日に誕生して8日齢を迎えたジャイアントパンダのメスの赤ちゃんの現状を紹介した。21日に85.2グラムだった体重は、22日には96.0グラムになったという。1日で10%以上も体重が増加したことになる。

その他の写真

赤ちゃんのお母さんは「良浜(らうひん)」。出産は14日午後10時32分だった。「良浜」は16日に2匹目の赤ちゃんを産んだが死産だった。

1匹目の赤ちゃんは出生時の体重が75グラムで体長は15.5センチメートルだった。16日には自力で母パンダの乳を飲んだことが確認された。ジャイアントパンダは通常、生まれた直後は体重が減少する。赤ちゃんパンダも16日時点で体重が64.4グラムに減少したが、乳を飲みだしてから体重が増え始め、20日には生まれた時の体重を上回る76.6グラムになった。

「良浜」は2000年にアドベンチャーワールドで初めて生まれたパンダ。ジャイアントアドベンチャーワールドではその後、今回を含め合計16頭のジャイアントパンダの繁殖に成功した。11頭は中国に運ばれ、うち4頭が繁殖しこれまでに12頭の子どもが育っている。

アドベンチャーワールは1994年、中国四川省の成都ジャイアントパンダ繁育研究基地の日本支部として、世界で初めてブリーディングローン制度を採用したジャイアントパンダ自然繁殖のための日中共同研究に着手した。(翻訳・編集/如月隼人

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携