内陸部に大きなビジネスチャンス、武漢など急成長―中国

Record China    2012年8月12日(日) 8時4分

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9日、中国内陸部の湖北省武漢市でビジネスチャンスが生まれている。

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2012年8月9日、環球時報によると、米ナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)のウェブサイトが7日、中国内陸部の湖北省武漢市でビジネスチャンスが生まれていると伝えた。

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北京や上海などの大都市にばかり世界の目が向けられているが、中国には人口が100万人を超える都市が160カ所もあり、武漢もその1つとして大きな可能性を秘めている。武漢は中国で最も成長が著しく、経済活動が活発な地区だとされ、現地政府関係者によると同市の経済は年12.5%のペースで成長しており、市のGDPは5年後には倍増する見込みだという。

以前は周辺の農村部に住む人々は武漢を通り過ぎて沿海地区の都市へ出稼ぎに出ていたが、現在は武漢が出稼ぎ労働者の集まる都市へと変貌。ある出稼ぎ労働者は以前働いていた広東省よりも武漢の方が競争も厳しくなく、環境が良いと話す。

武漢に集まるのは出稼ぎ労働者ばかりではなく、海外企業も武漢でのビジネスに力を入れつつある。スイスに本社を置く世界的物流企業・パナルピナグループの武漢センター責任者は、武漢には大学が60校余りあり、人材が豊富な上、企業経営にかかるコストは上海の3分1に収まると語る。

在中国米国商工会議所(AmCham−China)によると、武漢にはディーゼルエンジンメーカーのカミンズやゼネラル・エレクトリック(GE)、TRWオートモーティブなどの米企業がすでに工場を設けているほか、仏プジョーも2カ所に工場を設けるなど、海外企業の進出が活発になっている。(翻訳・編集/岡田)

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