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4日、アフリカ南部ザンビアの中国資本の鉱山で、賃上げを要求するデモが発生し、中国人責任者1人が死亡した。写真は在ザンビア中国大使館。
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2012年8月4日、アフリカ南部ザンビアの中国資本の鉱山で、賃上げを要求するデモが発生し、中国人責任者1人が死亡した。環球時報が伝えた。
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現地の中国大使館によると、デモがあったのは同国南部シナゾングウェ地区のコラム炭鉱。同国で定められた新たな最低賃金の適用が遅れたことに腹を立てた現地の労働者たちがデモを起こし、中国人責任者1人が死亡、別の中国人幹部2人も負傷した。
また、地元メディアが警察の発表として報道したところによると、死亡した中国人責任者は50歳。騒ぎを受け、坑内に逃げ込もうとしたが、労働者たちがこの責任者めがけて走らせたトロッコにぶつかり、その場で死亡した。負傷した中国人幹部2人は病院に搬送された。
同炭鉱では2010年10月にも、待遇改善を訴えてデモを起こした現地労働者たちに中国人幹部が発砲し、数人にケガをさせるという騒ぎが起きている。記事によると、ザンビアは南部アフリカでいち早く中国と国交を結んだ国。同国に進出した中国企業は300社以上、累計投資額は20億ドル(約1568億円)を超えている。(翻訳・編集/NN)
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