EUのガリレオを追い抜いた中国の衛星測位システム・北斗―米誌

Record China    2012年8月7日(火) 6時44分

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3日、米誌InsideGNSSはこのほど、欧州連合の衛星測位システム・ガリレオに関する記事を掲載した。写真は2月、長征ロケットの打ち上げ。第11期目の北斗衛星が打ち上げられた。

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2012年8月3日、環球時報によると、米誌InsideGNSSの7月・8月号は欧州連合(EU)の衛星測位システム・ガリレオに関する記事を掲載した。

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EUが構築を進めている衛星測位システム・ガリレオ。米国のGPSに対抗する狙いがあると言われる。2003年、中国も2億7000万ドル(約217億円)を拠出し計画に参加したが、重要な決定には参加できないという屈辱的な扱いを受けた。米国に対抗する陣営の結成をアピールするEUの口実に使われたとの印象が中国にはある。

だが先ほど、ブリュッセルで行われた会議では両者の立場の逆転がうかがえた。ガリレオは本格利用開始が遅れる一方で、中国独自の衛星測位システム・北斗が猛追。米国のGPS、ロシアのGLONASSに続き本格運用が開始される第3のシステムとなる見通しだ。(翻訳・編集/KT)

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