中国も学歴社会、大学院卒は高給取り―上海市労働社会保障局

Record China    2007年3月8日(木) 16時20分

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上海市労働社会保障局が発表した新卒者の給料に関する調査結果により、中国でも学歴社会が築かれており、高専や専門学校卒に比べて大学院卒のほうが給料が断然高いことが明らかになった。

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2007年3月6日、上海市労働社会保障局は新卒者の給料に関する最新の調査結果を発表した。

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在籍半年の新入社員の場合、月給は1000元(約1万5000円)から3000元(約4万5000円)の間に集中しており、全体の40%が1000元から2000元の間である。

また、月給1000元ごとに区切って、それぞれどのくらいの人が当てはまるのか、その比率も調査した。その結果、月給1000元(約1万5000円)以下は全体の1.7%、1000〜2000元(約1万5000円〜約3万円)は40.1%、2000〜3000元(約3万円〜約4万5000円)は33.3%、3000〜4000元(約4万5000円〜約6万円)は13.8%、4000元(約6万円)以上は11.1%となった。

学歴別に見た新卒給料を見ると、大学院卒は新卒の51.7%が4000元以上の月給を得ている。学部卒では41.2%が月給2000元〜3000元。高専卒・専門学校卒は月給1000元〜2000元の者が多く、それぞれ55.1%と60.6%となっている。また、新卒者の月給平均値は2107元(約3万1605円)。学歴別に見ると、月給平均値が最も高いのは大学院生で、4020元(約6万300円)。以下、学部卒の2317元(約3万4755円)、高専卒の1789元(約2万6835円)、専門学校の1486元(約2万2290円)と続く。中国においても歴然とした学歴社会が築かれていることが調査によって明らかになった。(翻訳・高口康太/編集・佐々木康弘)

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